2011-04-08

心の芽

息子は良く言えば元気が良い、悪く言えば落ち着きがない。
人に迷惑をかけたり、人の道を外さなければ彼の個性と思って伸び伸び育てたいと
最近思うようになった。
寝転んでいる母さんは踏んで行くくせに、庭の草木や雑草の花は踏まないところは
立派だ。そういう些細な優しさの芽は決して摘んではならない。

剪定した椿のつぼみを拾ってきた息子は、じょうろに水を入れてきた。

そしてこれらを土に埋めた。「椿畑」なんだってさ。
一生懸命に作業していたので枯れてきても、撤去し難いな…

先日とあるパスタ屋での出来事。
母さん達がお喋りに興じている間、退屈する子供の為にあるキッズスペース。
他にも同じ位の子供連れの母さんグループが何組もいた。
食べ終わった息子はスペースで見知らぬお友達と遊んでいた。
暫くすると息子が泣いている。走っていくと椅子から転落した様子。
3歳位の女の子から息子が他の男の子に突かれて椅子から落ちた事を聞いた。
そしてその男の子は「ごめんなさい」と言ったらしい。
子供同士の些細ないざこざは社会勉強の一環だと思っている。
その子を責める気は全くないし、この齢で謝れた事は褒めるに値するとも思う。
こんな事になって、その男の子もショックを受けているかもしれないし。
するとコンサバなママがやってきて開口一番「このお子さん(息子の事)が最初にバーンと
してきたみたいですよ」と言って来た。
目を離していて茶話に興じていたのはお互い様だが…いきなり保身か? 
とりあず「大丈夫ですか?」とかないのか?
この手のタイプは実に苦手だ。
スペースに母親は誰も居なかったので事の真相を知っているのは子供達だけだ。
息子がバーンとしたその男の子に私は謝って退室したが、コンサバは謝らなかった。
何様だ?
帰宅してシャンプーを痛がった息子。
きっと椅子から落ちて切ったのかな? 息子にあの時の事を聞いてみた。
「最初にバーンとしてきた」の「バーン」は指で鉄砲の型を作って撃つ格好をしたらしい。
「バーン」は突き飛ばした訳じゃあなかったんだと分かって母さんは嬉しかった。
そういえば息子の「バーン」は十八番だった。疑ってごめんね。
けど「はじめて会ったお友達にピストルごっこはしない方がいいよ」
と忠告した。
子供のトラブルへのスマートな対処法や毅然とした態度等のスキルの必要性を強く
感じた出来事です。

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4 件のコメント:

Anonymous ひろりん さんは書きました...

てっちゃん優しい気持ちもっていますね☆
いろんなものを大切にする気持ちすごく素敵だと思います(^^)

お店でそんなことがあったんですか。。。
子どもが謝れてなんで親ができないんでしょうね(-_-;)
そういうときの親の態度ってほんといろんな人がいますよね。。

7:52 午後

 
Anonymous ぼぶ さんは書きました...

コンサバやですねー。世間には色んなママさんがいますよね…。
ホント大変でしたね><
てっちゃんも大事に至らなくてよかったです。

最近は娘もお友達と喧嘩しますが
揉まれて成長していくんですよね。

私も子どものアレコレと一緒に対応のスマートさを身につけなければ。

10:19 午後

 
Anonymous よっこ さんは書きました...

可愛すぎる♪優しいね~。
お母さんのすることを良く見てるんですね♪

子供同士のトラブル、これからは増えて行くんでしょうね(-_-)
適切に毅然と対応できるようになりたいものです。
その姿をみて、子供はまた成長していくのだと思います。

8:08 午前

 
Blogger ayumin さんは書きました...

ひろりんさんへ
小さいものは大体「かわいい」と愛でています。何なんだろうね?!

「人の振り見て我が振り直せ…」と心に刻みました。色々な人が居るので難しいけど常識と公正な感覚を大事にしたいです。

ぼぶさんへ
コンサバやでしょー!!
自分がされていやな事はしないようにしたいものだと思いました。
ただ、相手があることだしトラブルの対応って難しいです。
親子共々揉まれて成長していきたいですね。

よっこさんへ
あの時ばかりは、泣いているのが我が子で良かったと思いました。
「適切な対応」スキルはきっとこれからも役に立ちますしね。
よっこさんの子供に対する立ち振る舞いや気のそらし方、ひそかに参考にしています。

5:05 午後

 

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