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2007-09-29

あの日の朝の出来事

6日夕方帰宅後、お腹の張りに伴って下腹部に鈍痛。
この痛みは昼頃から不規則ながらも続いているので、「もしや陣痛か?」と。
なんせ初めてなので陣痛ってどんなだか分からない。
ここから、念のため痛みの間隔を広告の裏にメモる。
この時点では、全然余裕。昼食べたパスタが効いていて食欲無し。
旦那さんが借りてきてくれた『さくらん』を風呂上り鑑賞。

やはり下腹部に鈍痛。作中に出てくる床の間に飾られた花の素晴らしさ
異様に気になりエンドロールでクレジットを確認してやろうと思っていたが
作品終了時には既に痛みの間隔が5分を切る勢い。
さすがに花を手がけた人の名を確認できぬまま病院に電話。
この時午前0時半。すぐに入院の用意をまとめ1時頃家を出る。
痛みの長さは測ってみると1分位しかない事が分かったので痛みは
時計を見ながら案外耐えられる。
病院に着いた時点で、子宮口は5~6cm既に開いていて予想外の進展の
早さにびっくり。きっと映画を観ていたのが痛みに余り集中しなくてよかった
のだろうと推測。それから4時位までは時計を見ながら腰を旦那さんに
さすってもらいながら、なんとかしのげた。
ところが家を出る前に「元気はつらつ」とか思って飲んだオロナミンC が
みごとに吐き気を誘う。この辺りで破水。すると今まで冷静に逃がせていた
痛みをコントロール出来なくなる。旦那さんには悪いが素人の伴走では
物足りなくなって助産師さん登場。トイレの便器を抱きかかえ腰をさすってもらう。
陣痛&吐き気 恐るべし。
「明け方には産まれますよ」を信じひたすら指示された呼吸をこなす。
この時点で8cm開いていたらしいがここから産まれるまでが一番苦しかった。
「うーん」といきみたくなるが10cm開くまでは我慢せねばならないらしく、
この我慢が産む時のしんどさを上回る。
今ではしんどかったと云う記憶はあるが具体的には思い出せなくなっている
から身体って上手く出来ているなぁと感心。
辺りも明るみ始めた頃やっとベッドが分娩仕様にセットされる。
周囲が慌しく準備を始め旦那さんは室外に出され、いよいよTVとかで見る
「産む」が始まる。おそらくこの時点で6時前。担当の先生が開脚越しに
見えて少し安心。助産師さんが呼吸法を指示してくれるが「吸う」「吐く」の
方法すら分からなくなる程パニックになる。
気が付いたら旦那さんが酸素マスクをあてがってくれるが向きが逆。
それから、5クール程いきんだ後どうやら頭が出てきた様子。
時間にして20分位か。途中噂の「会陰切開」が行われるも

切ったか切らないか分からない程度の痛さ。
それより陣痛の痛みが上回る。これも諸先輩方のおっしゃる通り。
それから身体が引っ張り出される。感動するんだろうと思っていたが、
産声を聞いた安堵感と達成感でしばし放心状態。
一仕事終えた息子は気が付くと父さんに抱かれていた。
その後いわゆるカンガルーケア。頭髪が海草のような匂いがした事、
暖かい身体、ものすごい背中の毛、長いモミアゲ、父さんそっくりの目元、
いびつな頭、しっかり新しい世界を確認するような視線、左手の親指の
付け根にある蒙古班、干し芋のような脚、一生懸命しがみついてくる
生命力、そしてぺたんこになった私のお腹を触った時の少々の寂しさを
忘れないようにしたい。
「産まれてきてくれてありがとう」とは使い古された言葉な気がして
恥ずかしいけど確かにそう思ったのは事実。

長文乱文お見苦しいのも今回ばかりはお許しいただきたい。

2 件のコメント:

  1. 書き留めておくと、記憶に残っていいね^^息子氏が大きくなって読み返すこともできるしね。私もう姫を産んだときのこと忘れかけてるような^^:
    先日はほんと楽しかったよ!また授乳中におすすめのおやつを持参してお邪魔いたしますわん。

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  2. クミさんへ
    先日は本当にありがとうね。
    お二人の心遣いが嬉しかった。
    是非またいらしてください。もう10月姫。3歳になるね。暖かくなったら一緒にお出掛けってのもいいですね。フフ楽しみ

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